芝へのあこがれ
2010年 3月27日(土)
わたしが育ったのは四国の片田舎で、近所にはお庭のあるお宅がたくさんありました。
うちは祖父の家と隣どうしで、父も祖父も植物が大好きでしたので、
どちらの庭にもいつもたくさんの木や果物、花々がありました。
そして、祖父は退職してから毎日、芝の草むしりやお庭の手入れをしてくれていました。
まだわたしも小さくて、"おじいちゃんはよく飽きもせず草むしりしてるな・・・" くらいにしか
当時は思っていませんでしたが、大人になってその祖父の日々の手仕事に、あらためて感動しました。
そんなわけで、わたしの潜在意識の中に庭や芝に対する思いはもともと深くあって、
こうしてお店(自宅)をつくった今、昔のうちの風景がとてもなつかしく、少しセンチな気持ちになります。
オオロラ舎の庭は、ここのところ続いた雨でぐんぐん草花が背をのばし、木々が芽吹きはじめました。
空気の澄んだ午前中は、とくに心地良いんです!
おじいちゃんはもう天国にいますが、真冬に毛糸の帽子をかぶって庭仕事をしていた姿を、
最近特に思い出します。
とても真面目で、几帳面で、おしゃれな人でした。
わたしも、見習わなくては!
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