秋にある東京の展示会で何度かお話させていただき、いいな、欲しいな。と思っていたブランド。
やっとご紹介できるのが嬉しいです。
「shuo'(シュオ)」は東京発の冠婚葬祭で使う小物のブランドです。
結婚式やパーティで身につけるアクセサリーとともに、宗派を問わずに使える略式のお数珠や袱紗、
礼服やバッグなど、お葬式や仏事のための小物も作っています。
-
悲しみはある日突然、やってくる。
30歳をすぎると悲しみの席に列席する機会が増え、大切な方を見送る準備の必要性を感じたそうです。
お葬式だからといって急に別人になるのではなく、いつもの自分のまま正装したいと。
私もこんな思いを経験した一人です。
あまりにも突然のできごとに、慌ててその場凌ぎの服や借り物のお数珠で出かけて行き、
その度、いつかきちんとした自分らしいものを身につけたいと思っていました。
そうは言っても近くにお洒落な喪服やお数珠など売っておらず、探すことを忘れたころ
shuo' に出会いました。
ジュエリーデザイナーの星 芽生さんと、ライターの吉田 直子さんがつくる shuo'のアクセサリーは
わたしたち世代が身につけたくなる洗練された雰囲気とお洒落ごころを感じさせてくれます。
自分が気に入って買ったものを身につけたら、すこし動じずに振る舞える気がしませんか。
そういうことをきちんと考える年代になったということだし、
それは誰にでもいつか訪れることですから。
悲しみだけでなく、友達の喜びの席となれば爽やかに祝いたい。
生きていくことをちゃんと考える。
これからの私たちが、より良く暮らし、生活していくための身支度を、この機会に眺めながら
感じていただけるとうれしいです。
◆shuo'
shuo'(シュオ)は中国語です。
日本語では朔と書き、朔は新月という意味。
新月の日は、新しいことをはじめたり
願いごとをするのに適しているそうです。
http://shuo.jpn.com/